光と闇の狭間

太陽、月、そして星達が織りなす無限大のドラマの中であたかも、天の意思のように太古からそびえ立ってきた岩山。デビルズタワー。

ネイティブアメリカンの人々の聖地として、人と自然そして、宇宙の営みを見守り続けてきた偉大な天地の創造物。デビルズタワー。

この大地が今まさに人類に、そして宇宙の万物に語りかけているもの。調和、尊敬、愛。

彼らの聖なる儀式、パイプセレモニーの煙が万人の思いをのせて、宇宙のかなたに昇華されることを祈りこの作品「風の環2008」-聖なる煙-をささげます。

 

2008年9月6日
ワイオミング州デビルズタワーにて
武藤順九


 
風の環ワイオミング プロジェクト2008