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彫刻家 武藤順九として多くの作品がイタリアピエトラサンタの工房で作られてきましたが、それらの中心として「風の環」というタイトルを基に数々の代表作といえるものが作られてきました。
特に1997年、国際的彫刻の町、ピエトラサンタ(ミケランジェロ以来多くの世界的彫刻家達の工房の町として知られ、近代でもヘンリームーア、イサム ノグチ等、今でもボテロ、ミトライ、ヤスダカン等を始めとして常時300人位の国際的作家が工房を持つ)の国際賞、ベルシリア賞グランプリを受賞、受賞作「風の環」と共に一躍、武藤が世界的に認められることになりました。 同グランプリ受賞者として、ボテロ、ミトライ、ジォーポモドーロ、ヤスダカン等があげられます。
2000年グランプリ受賞作「風の環」がバチカンの夏の離宮、カステルガンドルフォ宮殿のヘリポートモニュメントとして、又バチカン歴上初の抽象モニュメントとして永久設置されることにより作家の地位を確立しました。2006年には、仏教発祥の地インド、ブッタガヤ、マハボディ寺院(世界遺産)に世界平和を祈るモニュメントとして「風の環2005」が永久設置されました。 2008年アメリカ内務省、ナショナルパーク・サービス(NPS)とネイティブアメリカンの人々との共同事業として、ワイオミング州、デビルズ・タワー(ネイティブアメリカンの聖地、NPS第一号)の地に「風の環2008」が永久設置されました。
その他2001年、武藤出生の地、仙台の国際センターに「風の環2001」が、2003年ピエトラサンタにグランプリ受賞者モニュメントとして「風の環2003」がそれぞれ設置されています。
このように国内外で「風の環」シリーズが設置される中、各国政府や行政との交渉や制作、設置等の他、日本から平和のメッセージとして献納する場合の資金集め等において、人々の協力、援助を必要とすることから、2006年日本において多くの方々の発案と協力により、中間法人「風の環」が発足しました。
運営は理事長を含む4人の理事会で決定され、任期は各2年。会員からの年会費やスポンサーからの援助等により、「風の環」プロジェクトを実現させることを目的とします。 「風の環」は「人の環」というコンセプトを核に武藤作品のチャリティーや仲間のミュージシャン、アーティスト達とのコラボレーション、「風の環コンサート」や「風の環展」等も企画、運営されています。
現在、2010年を目標にハワイプロジェクト/パールハーバー「ノー・モア・パールハーバー、ノー・モア・広島、長崎」、2011年を目標にニューヨーク9.11プロジェクト/グランドゼロ、その他モナコ、沖縄等へのプロジェクトも進行しています。 |
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